ちょっと無様な男の歌でもカッコいい。
一人称が女の歌でもカッコいい。
そんな粋でセクシーな骨太ロック、現在では希少になりましたねぇ。
昔はゴールデンタイムに多くの歌番組があり、ポップだろうがロックだろうが演歌だろうが、様々なジャンルの曲が同じ番組内で流れていました。
だから子供でも好む好まぬに関わらずいろんなジャンルの曲を聴きまくっていて、音楽に関しては相当耳が肥えていたと思います。
そんな中で出会った世良公則の曲。
歌い方もセクシー、ハスキーボイス、粋な歌詞。
ああ、これこそが男のロックよ、とヨダレ流しながらテレビにかじりついていたのが小学校低学年の頃。
思い起こせば、それ以降は聴く音楽のほぼ90%はロックになってしまいましたねぇ。
そんな昔からの憧れ世良公則が週末のミュージックフェアに出演していて、ベストアルバムを出すというではありませんか。
「全曲リマスタリングを行った世良公則監修」とのことで、当時の音源ではなく本人によるアレンジが加えられたもののようです。
音はゴリゴリでも歌詞はユルい曲しか知らない平成のロックファンにも聴いてほしいわ。
コチラ、YouTubeにあった当時の映像。ああ、カッコいいって、こういうことよ。